ぜひパリ旅行を計画されているなら、本場フランス料理の最高峰、三ツ星を獲得しているミシュラン(グランメゾン)での食事を経験してみてください。
非常に格式高く、一見さんお断りなイメージがありますが、しっかりマナーとドレスコードを守れば、大丈夫!
パリのレストランにはドレスコードや気軽さによって名前がついています。
- カフェ cafe
- ブラッスリー brasserie
- ビストロ bistro
- レストラン restaurant
- オーベルジュ auberge
- グランメゾン grande maison
「ビストロ」は大衆食堂という意味で、フランスの家庭料理等がドレスコードなしで楽しめる場所です。
カフェとビストロの間、「ブラッスリー」というのは、「醸酒造」という意味もあり、ビストロよりさらに気軽なお酒も楽しめるレストランです。
フランスで三つ星を獲得しているフレンチレストランを、和製英語で「グランメゾン」といいます。
グランメゾンは特に三つ星を獲得しているフレンチレストランを日本人が呼ぶ名前で、フランス人はこのように呼ばないようです。
- 注文時以外会話は特に必要ありません。
- 注文時はゆびさししながら、英語で「May I have this ? 」が丁寧な言い方です。
- スープのお替りを聞かれます「 Would you like another helping of soup? 」
- そのときは「 Yes, thank you. I’d like some more(はい、ありがとうございます。もう少しください) 」といいます。
- ワインは ソムリエが選んでくれるので、リクエストがない場合は、お任せしましょう。話す必要はありません。
- チップは必要ありません。すでに料金に含まれています。
- パスタもスープも音を立てて食べない。
- くちゃくちゃ食べをしない。
- パンは一口サイズにちぎってから食べる。
- お皿はもちあげない。(重くて持ち上がりません)
- 高級レストランではトイレを聞く時 the restroomでもいいですが、「 powder room 」がより丁寧です。
- Where is the powder room?
- 食事後シェフが握手に席まで来ます。「 Did you enjoy it? 」 にこやかに握手し返しましょう。とくに会話はありません。感謝を伝えたい場合は「 It was delicious. Thank you for the meal.」で十分です。
基本的に会話は少なく、マナーはこの程度で、きれいに食べればだいじょうぶです。
男性はジャケットだけでなくネクタイも。他のお客さんを見ていると、上下しっかりとしたスーツでした。
女性はスーツ以上の上品なワンピース。バッグもレザーで小さいものがベターです。
この日のために、日本からスーツ上下とネクタイを持参しました。
けっこうスーツケースの中でかさ張ります。
冠婚葬祭で使えるハリのある生地のワンピースと、パールのネックレスです。
奥のほかの男性客のスーツもシンプルで、グランメゾン向きです。
こちらで詳しく予約方法と当日の予約の伝え方をまとめました。
こちらはコースメニューですが、単品から選べるものもあります。
ランチメニュー(€300~)です。
ランチタイムでも、ディナーメニュー(€600~)を選べるようでした。
最初に料理ではないですが、飾り皿が置かれています。
サービスプレート、アンダープレート、化粧皿等、様々な呼び方があります。
格式高いフレンチレストランでは、最初に置かれていることが多く、起源は座る位置が分かりやすいように置いたお皿だそうです。
現在はこのお皿で食べることはなく、見て楽しむものになっています。
とても抽象的なアート作品のようです。
こちらはソムリエが選んでくれます。
最初の料理です。
フランス語の意味は「一口大のお楽しみ」で、食前酒といっしょにでてきます。
日本語でいう「つきだし」です。
網状になっているお皿部分から煙が出ていました。
スープがとても濃厚でおいしい…!
キャビアと燻製卵のサバイヨンです。
卵で作った軽めのスープだそうですが、とても濃厚でおいしい!
サバイヨン【伊:sabayon】
イタリア起源のムース状クリームの一種。卵黄と砂糖を温めながら混ぜ、酒でのばしてかき混ぜながら火を通して濃度をつける。プディングにかけたり、砂糖を入れずに仕立ててソースとすることもある。
https://www.patissient.com/wiki/%E3%82%B5%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%A8%E3%83%B3
キャビアの味もしっかりしています。
ホタテ貝のスープです。
メイン前なので、胃を優しく刺激するスープが多め。
こちらも甘しょっぱくておいしい!
メニュー数は相当でおなかいっぱいになりますが、おいしかったメニューはもう一度おかわりできないのが、グランメゾンの残念なところです。
ソムリエがどのようなお酒か見せてくれます。
これは甘くておいしかった!
ソースがからんでとてもおいしかったです。
カリカリでもっとたべたい…!
こちらだけおかわりできました。
黒トリュフはヨーロッパでよくみられる食材ですが、香りが非常に高くて、美しい食べ物です…!
こちらの黒トリュフがいちばんおいしかったです。
スープのお替りを聞かれます「 Would you like another helping of soup? 」
そのときは「 Yes, thank you. I’d like some more(はい、ありがとうございます。もう少しください) 」といいます。
拒否する場合は 「 No, I’m fine. Thank you. 結構です。」といいます。
こちらはキャビアのスープです。
豪勢にキャビアが使われていて、とてもおいしい…!
シャーベットは冷たくておいしかったです。
奥のはクッキー生地でした。
ひとつひとつのクオリティーが高く、食事を楽しむことに注力しています。
ビスケットカートです。好きなものを選ぶことができます。
ケーキなどもあります。
飾り皿は、デザートの時に返ってきて、デザートの時に使われていました。
一番最後のコーヒーです。
なにからなにまでこだわっています!
少し緊張していたのと、ひとつひとつの食事が上品なので(小さいので)、食レポがかなり下手ですが、ご了承ください。
ただ最高級!
食事後シェフが握手に席まで来ます。「 Did you enjoy it? 」 にこやかに握手し返しましょう。
とくに会話はありません。感謝を伝えたい場合は「 It was delicious. Thank you for the meal.」で十分です。
部屋はお客さんの人数に合わせて、タイプがたくさんあるようでした。
わたしたちの部屋は1人~5人のテーブルがある部屋。
隣の部屋は韓国人家族が10人ほどで貸し切っていたり、カウンターがあったり、いろいろなタイプの部屋がありました。
窓際の席は、食べながら社長さんたちが会議をしているようでした。
こういったワインのシミができても、ソムリエさんが瓶やグラスでスマートに隠してくれます。
外の階段です。レッドカーペット!!
レストランはパリ造幣局の二階にあります。
まず造幣局までいきます。
造幣局の外には看板が出ています。
こちらの入り口からはいります。
この看板の前にレストランの警備員さんがいます。
入ろうとすると普通に止められるので、警備員さんに予約があることを伝えましょう。
ケータイの予約画面を見せながら、名前を伝えます。「 I have a reservation under (あなたの名前)」といえば、OKです。
警備員さんの横を通ると、この階段を上っていきます。
公式HPのトップページの階段はここですね!
天井も美しい!
階段を上がりきると、このドアが見えます。
このドアがレストランの入り口です。
早く着きすぎたので、しまっています。
警備員を通り過ぎると、造幣局の中に入れます。
少し早く着きすぎた場合は、こちらも見てみてください。
住所 Monnaie de Paris, 11 Quai de Conti, 75006 Paris, フランス
公式HP https://www.guysavoy.com/
TEL +33143804061
営業日
火曜日、12時00分~14時00分、19時00分~22時30分
水曜日、12時00分~14時00分、19時00分~22時30分
木曜日、12時00分~14時00分、19時00分~22時30分
金曜日、12時00分~14時00分、19時00分~22時30分
土曜日 19時00分~22時30分
定休日 日曜日、月曜日
カード決済 VISA, MASTER
このレストランの予約方法
【パリ6区】三つ星ミシュラン(グランメゾン)ネット予約方法【2024年】パリのレストラン情報
【パリまとめ】カジュアルでおいしい!朝食からディナーまで予約なしOKのビストロ厳選TOP3 【パリまとめ】パリ市内のおすすめカフェ厳選TOP5!安くておいしい老舗のクロワッサン!